
愛犬との旅行は、特別な思い出を共有できる素晴らしい機会ですが、事前の準備と注意が不可欠です。
移動中の安全確保や予防接種証明書の携帯、慣れたフードの持参など、愛犬の快適さと安全を第一に考えた内容にすることを心がけるのが望ましいといえます。
そこで本記事では、犬と旅行する前に知っておきたい注意点について解説。
また、記事の後半ではドッグフレンドリーな施設を多数提供している「Grande」についてもご紹介します。
目次
犬連れ旅行が人気の背景
近年、犬連れ旅行の人気が高まっています。その背景には、ペットを「家族の一員」として捉える意識の広がりがあります。
調査によると、飼い主の96.3%が愛犬を旅行に連れて行きたいと考えており、実際に愛犬と旅行したことがある飼い主も82.1%に上ります。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000044537.html
この傾向は、コロナ禍でのステイホーム期間中にペットとの絆が深まったことや、ペット同伴可能な宿泊施設や観光地の増加がおもな理由です。
また、愛犬との旅行を通じて「思い出を作りたい」「さまざまな体験をさせたい」と考える飼い主が多く、旅先でのアクティビティや食事を一緒に楽しむことが重視されています。
このようなニーズに応える形で、ペットツーリズム専門の宿泊予約サービスや、愛犬と一緒に楽しめる観光地の情報提供が進んでおり、犬連れ旅行は今後さらに広がりを見せると期待されています。
犬連れ旅行前の準備
犬を連れて旅行する前には、以下の点を確認しておきましょう。
- 持ち物
- 健康診断とワクチン記録
ここでは、上記のチェックポイントについて解説します。
必携アイテム一覧(フード・水・常備薬)
愛犬との旅行を快適に楽しむためには、事前の持ち物の準備が欠かせません。
以下に、旅行時に持参すべき必携アイテムをまとめました。
アイテム | 概要 |
フード・おやつ | ・旅行中も愛犬の健康を維持するために、普段食べ慣れているドライフードやおやつを持参しておくべき ・新しい環境では食欲が落ちることもあるため、1食分ずつ小分けにしておくと便利 |
水・飲料用ボトル | 飲み慣れた水や携帯用のウォーターボトルを用意し、こまめに水分を与えるようにする |
食器類 | 食事や水を与える際には、普段使い慣れている食器を持参すると、愛犬も安心して食事ができる |
常備薬・救急セット | 万が一のケガや体調不良に備えて、消毒液や包帯などの救急セットを用意しておくと安心 |
上記のアイテムをしっかりと準備することで、愛犬との旅行をより安全で快適なものにすることができます。
健康診断とワクチン記録の確認
愛犬との旅行を安全かつ快適に楽しむためには、出発前の健康診断とワクチン接種の確認が必要です。
まず、旅行前にはかかりつけの獣医師による健康診断を受けることが推奨されています。
特に長距離移動や環境の変化は、愛犬にとってストレスとなり、体調を崩す原因となることがあります。
健康診断では、心臓や呼吸器の状態、持病の有無などを確認し、旅行に適した健康状態であるかを判断します。
また、必要に応じてノミ・ダニ予防や消化器系のケアについてもアドバイスを受けられます。
次に、ワクチンについては多くのペット同伴可能な宿泊施設や交通機関で、狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種証明書の提示を求められることがあります。
これらの証明書は、他の動物や人への感染リスクを防ぐために必要とされています。
ワクチン接種は、出発の1ヶ月前までに済ませておくと、万が一の副反応にも対応しやすく安心です。
愛犬との旅行を安心して楽しむためには、これらの健康管理と予防措置をしっかりと行うことが大切です。
事前の準備を怠らず、愛犬の健康と安全を第一に考えた旅行計画を立てましょう。
犬を連れて旅行する際の移動手段別のポイント
犬を連れて移動する際には、手段別に意識すべきポイントがあります。
ここでは、そのポイントについて解説します。
車
犬との車移動は、自由度が高く、愛犬のペースに合わせやすいため、多くの飼い主に選ばれています。
しかし、安全で快適なドライブを実現するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
ポイント | 概要 |
安全な乗車方法を検討する | ・犬を車に乗せる際は、クレートやキャリーバッグを使用し、座席にしっかりと固定することが基本 ・ドライブボックスや犬用シートベルトを活用することで、座席からの飛び出しを防ぎ、安全性を高めることができる |
車酔い対策を行う | ・満腹や空腹の状態での乗車は、車酔いの原因となることがある ・出発前には、愛犬に軽い散歩をさせてトイレを済ませ、食事は出発の2時間前までに済ませておくとよい |
快適な車内環境を整備する | ・夏場は車内が高温になりやすいため、エアコンを使用して適切な温度を保つ ・直射日光を避けるためにサンシェードを利用するのも効果的 |
電車
日本の主要な鉄道会社では、犬はキャリーケースに入れて手回り品として扱うことが基本ルールです。
多くの鉄道会社でケースのタテ・ヨコ・高さの合計が約90~120cm以内、ケースと犬を合わせた重量が10kg以内という制限があり、実際には小型犬~中型犬のみが条件を満たして乗車できます。
JRの場合、この条件を満たせば新幹線でも同様に愛犬を同伴可能です。
犬を電車に乗せる際は、必ず専用のキャリーケースやクレートに入れることが求められます。
ケースの大きさは各社で規定がありますが、例えばJR東日本・西日本では「3辺(タテ・ヨコ・高さ)の合計が120cm以内」「ケース+動物の総重量10kg以内」と定められています。
なお、なお、盲導犬・介助犬・聴導犬といった補助犬は例外扱いとなり、全ての鉄道会社で無料で同伴可能です。
飛行機
日本国内の航空会社では、基本的に犬を機内手荷物として客室に同伴することはできず、貨物室での預かりが原則です。
ただし、スターフライヤーの一部路線では小型犬の客室同伴が可能な特別サービスもあります。
貨物室は空調管理されていますが、夏季は短頭種(パグ、フレンチブルなど)の預かりが制限されることが多く、大型犬はケージサイズや重量制限に注意が必要です。
ANAやJALをはじめ多くの航空会社でペット料金は片道6,000円前後で、ケージは無料貸出の場合もあります。
また、LCC(Peach・ジェットスターなど)はペット受託に対応していないため注意が必要です。
宿泊時に注意すべき事柄
無事に移動を終えた後の宿泊時にも注意すべき点がいくつかあります。
宿泊時の注意点は以下の通りです。
注意点 | 概要 |
無駄吠えや粗相 | ・新しい環境では、犬が不安や興奮から無駄吠えや粗相をすることがある ・事前に基本的なしつけを行い、宿泊先ではマナーパンツやトイレシートを活用する |
ほかの宿泊客やペットへの配慮 | ・共有スペースではリードを短く持ち、ほかの犬や人との接触をコントロールする ・抜け毛対策として、入館前にブラッシングを行い、足を拭いて清潔を保つ |
宿泊施設のルール遵守 | ・宿泊先ごとにペットに関するルールが異なるため、事前に確認し、到着時にも再度確認することが重要 ・特に、ベッドやソファへの乗せ方、バスルームの使用、客室内でのブラッシングなどについては注意が必要 |
チェックアウト時のマナー | ・チェックアウト前に、可能であれば粘着ローラーや消臭スプレーを使って部屋を清掃し、抜け毛や臭いを取り除く ・備品の破損や粗相があった場合は、速やかに宿泊先に報告する |
上記の対策を講じることで、犬との宿泊も快適に過ごすことができるでしょう。
プライベートな空間で犬との旅行を楽しむならヴィラ(villa)タイプの「Grande(グランデ)」へ

出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeは、既存のリゾート施設では満足できない方のための全く新しいシェア別荘型リゾート会員権。
プライベート空間を重視し、極上のくつろぎを味わえる以下の特長が強みです。
所有権型ではなく権利型のため低価格
リゾート会員権は、分譲マンションと同じように不動産を複数の会員で区分所有する「所有型」と、ゴルフ会員権のように所有権を持たず、利用する権利を購入する「権利型」に分けられています。
このうち、Grandeに関しては権利型を採用しているため、所有型のような以下のご負担は発生しません。
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険料
- 法人住民税
- 水道光熱費
- 管理費
- 修繕積立金
結果的に、年間のランニングコストを抑えながらも、贅沢なプライベート空間で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
ファミリーや三世代、会社の福利厚生としても最適な定員6名以上のヴィラ(villa)が多数

出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ファミリーや三世代、会社の福利厚生としてもご利用いただけるよう、定員が6名以上や一棟貸し切りなどさまざまなタイプをご用意しております。
会員制リゾートの一室というと、スペースに限りがある点を懸念される方もいらっしゃいます。
Grandeであれば占有面積が広いため、ご夫婦だけでなく、お子さま・お孫さまの代までゆったりとおくつろぎいただけるのが特長です。
温泉・サウナ・ドッグラン付きなど充実の設備

出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
Grandeのヴィラは、ご家族の一員であるペットと過ごす時間も大切にしています。
例えば、上の画像「Private Ocean Villa 藍水 -ransui-」では、プライベートドッグラン付きもご用意しており、愛犬家からも大変好評いただいています。
さらに、各棟には8m×3mの大型プライベートプールを完備し、周囲を気にせずにご家族での時間を楽しめるのが特長です。

出典:Grande(グランデ)公式サイト(Private Ocean Villa 藍水 -ransui-)
各部屋には、鴨川市に湧き出る鴨川温泉を配湯しており、絶景を堪能しながら、疲れを癒せます。
このように、Grandeのヴィラはご家族様・ペット同伴のお客様に対して、極上の時間をお届けできるのが最大の魅力です。
新規施設も続々オープン予定!広がり続ける別荘ネットワーク
出典:弊社Grande資料より
Grandeのヴィラには、以下のタイプがあり、目的に応じたさまざまな選択肢をご用意しております。
- ラグジュアリーヴィラ
- カジュアルヴィラ
- ドッグフレンドリーヴィラ
- オーベルジュヴィラ
さらに、2025年にはヴィラを中心に約70棟の新規施設をオープン予定となっており、全国にそのネットワークを拡大中です。(2024年2月時点の情報)
カジュアルだけでなく、ラグジュアリー・オーベルジュに関しても予定しており、お客様のさまざまなニーズにお応えできます。
■2025年オープン予定
- オーベルジュヴィラ富士忍野
- オーベルジュヴィラ富良野
- ラグジュアリーヴィラ箱根仙石原
- オーベルジュヴィラ箱根宮城野
- ラグジュアリーヴィラ那須塩原 など
(2024年2月時点の情報)
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様はこちら
現在、Grandeのシェア別荘型リゾート会員権を検討中のお客様に、関東圏・関西圏でそれぞれ1泊2食付きの体験宿泊の場を設けております。
他社リゾート会員権と比較したいお客様にも好評いただいておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
体験宿泊や資料請求をご希望のお客様は、以下のリンクよりお申し込みください。
また、以下の通りお電話でのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
TEL:03-6712-8934(10:00~18:00 年中無休)
これまでGrandeは、不動産を所有しない権利型のヴィラを展開してまいりました。
しかし、このたび新コンセプトとして権利型ではなく所有型の「Residence Villa」を開業いたしました。(新規施設拡大中)
ホテルの一室やワンフロアではなく、ラグジュアリーな一棟貸しのヴィラが最大の特長で、予定が立てやすい完全利用保証や収益を得られる貸出制度も用意されています。
興味のある方は、権利型と合わせてお問い合わせください。
犬との宿泊におすすめな「Grande」施設を紹介!
Grandeは、ドッグフレンドリーな施設を全国各地に多数展開している点が特長の一つです。
ここでは、そのなかでも特におすすめな施設を3選紹介します。
- マリントピア ザ スイート
- ドッググランピング淡路厚浜
- Grande Private Dog Resort Hitachi
マリントピア ザ スイート
出典:Grande(グランデ)公式サイト(マリントピア・ザ・スイート)
京都・天橋立エリアに位置する「マリントピア・ザ・スイート」は、愛犬との贅沢な滞在が叶う一棟貸しのスイートヴィラです。
全13棟のうち8棟が犬同伴可能で、特に「ヒルトップ」タイプは全棟が愛犬同伴可となっています。
各ヴィラは敷地面積685㎡から1604㎡と広大で、8~10mのプライベートプールや天然温泉を完備。
「スイートドッグ」タイプでは、敷地面積1060㎡、室内109㎡の広さを誇り、直径8mの円形プールや外部リビングが備わっています。
また、北欧風のモダンなインテリアで統一された室内は、居心地の良い空間を演出しています。
食事は、丹後地方の新鮮な海の幸や京都和牛を使用したプランが多数用意されており、囲炉裏を囲んで愛犬と一緒に楽しめます。
愛犬との特別な時間を過ごすための設備とサービスが充実した「マリントピア・ザ・スイート」は、犬連れ旅行に最適な「Grande」施設の一つです。
【基本情報】
施設名 | マリントピア・ザ・スイート |
住所 | 〒626-0225 京都府宮津市日置4045 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
一般宿泊用 URL | |
会員権購入向けURL (会員権の購入はこちら) | https://www.grande-villaclub.com/accommodations/marinetopia-suite/ |
ドッググランピング淡路厚浜
出典:Grande(グランデ)公式サイト(ドッググランピング淡路厚浜)
兵庫県淡路島に位置する「ドッググランピング淡路厚浜」は、愛犬との贅沢なアウトドア体験が楽しめるグランピング施設です。
全棟が犬同伴可能で、プライベートドッグランや専用のBBQスペースを完備しており、他の宿泊客を気にせずに愛犬との時間を満喫できます。
客室はモダンなデザインで統一され、冷暖房やバスルームなどの設備も充実。
また、犬用アメニティとして、ペットシートや足拭きタオル、食器などが用意されており、手ぶらでも安心して宿泊できます。
食事は地元の新鮮な食材を使用したBBQプランが人気で、愛犬用の特別メニューも提供されています。
さらに、施設内にはドッグランのほか、愛犬と一緒に楽しめるアクティビティも充実しており、自然の中でのびのびと過ごすことができます。
「ドッググランピング淡路厚浜」は、愛犬との特別な時間を過ごしたい方におすすめのGrande施設です。
【基本情報】
施設名 | ドッググランピング淡路厚浜 |
住所 | 〒656-0001 兵庫県洲本市中川原町厚浜945-1 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
一般宿泊向けホームページ | |
会員権向けホームページ | https://www.grande-villaclub.com/accommodations/dog-glamping-awaji-atsuhama/ |
Grande Private Dog Resort Hitachi
出典:Grande(グランデ)公式サイト(Grande Private Dog Resort Hitachi)
茨城県小美玉市に位置する「Grande Private Dog Resort Hitachi」は、関東最大級の敷地面積を誇る愛犬同伴専用の複合型ドッグリゾートです。
2024年4月にオープンしたこの施設は、全11棟の宿泊棟を備え、すべての客室に天然芝のプライベートドッグラン、愛犬も遊泳可能なプール、黒湯の客室温泉を完備。
ヴィラタイプの客室には、客室サウナも設置されており、飼い主と愛犬が共にリラックスできる空間が提供されています。
また、食事は全て部屋食スタイルで、茨城県産の新鮮な食材を使用した料理や、愛犬用の特別メニューも用意されています。
共有スペースには、全天候型の大型ドッグランやセルフカフェ、ドッグセレクトショップが併設されており、日帰り利用も可能です。
都心から車で約70分とアクセスも良好で、愛犬との特別な時間を過ごすのに最適なGrande施設です。
【基本情報】
施設名 | Grande Private Dog Resort Hitachi |
住所 | 〒311-3424 茨城県小美玉市幡谷384-1 |
チェックイン | 15:00〜18:00 |
チェックアウト | ヴィラ 11:00 コテージ・ドーム・コクーン 10:00 |
一般宿泊向けホームページ | |
会員権向けホームページ | https://www.grande-villaclub.com/accommodations/grande-private-dog-resort-hitachi/ |
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